日本語です。振動で物をゆらすという意味で、ユーラス（Uras)という名前が付きました。

一般に商用３相電源の相回転は端子記号R・S・Tの順になります。
これに対し、バイブレータ側は端子記号U・V・Wの順に相回転するように製造されています。
バイブレータのケーブルは、赤・白・黒・緑のリード線で構成され、赤・白・黒がU・V・W相です。
また、緑はアース線です。
R-U・S-V・T-Wに結線すると、順方向に回転します。
バイブレータでは、リード線の引出方向に回転するように作られています。

R-U・S-V・T-Wに結線すると、正回転（リードの引出方向に回転）します。
R-W・S-V・T-Uに結線すると逆回転します。
ただし、単相バイブレータの回転方向はリードの引出方向に回転し、回転方向を変えることはできません。

ユーラスバイブレータは上下があります。バイブレータ本体の端子箱が付いている方が上です。
（端子箱は、中心からずれた位置に設けております）
傾斜取付・たて取付の場合は、必ず、上下を確認して取り付けてください。

バイブレータのケーブルは直接振動を受けます。したがって振動に耐えるケーブルであれば交換できます。
ユーラスバイブレータのケーブルは、耐振動試験を行い選定されたものです。

リード線には絶えず激しい繰り返し曲げが作用いたします。
ゆったりしたカーブで“U”の字型に取付けください。（ユーラスバイブレータのカタログ参照ください）

標高が高くなると気圧がさがります。たとえば１３００ｍ高さですと標高０ｍに比較して約15％気圧がさがります。
すると空気密度も低下しバイブレータの冷却特性が低下、バイブレータ・軸受の温度が上昇しやすくなります。
したがって、1000ｍ以下で使用することを基準に設計されています。
標高が高い場所で使用する場合は、ユーラステクノ�鰍ﾜでお問い合わせください。

２台のユーラスバイブレータを軸に平行に並べて取付けてください。
このバイブレータを互いに反対方向に回転させると、バイブレータの軸に直角方向の直線振動が発生します。

運転中の電圧変動は定格電圧の±１０％です。１０％以内で管理して下さい。

ユーラスバイブレータ KEE、SEE、KZE形は標準形 ＝ 全天候形です。屋外での使用も可能です。
ただし SEE-0.4-2 は屋内専用です。

オプションとして、欧州安全規格を一部取得しています。機種についてはお問い合わせをお願いいたします。

オプションとして、ユーラスバイブレータ KEE 形はカナダ電気製品安全規格（ＣＳＡ）適合の認証品です。詳しくは、お問い合わせをお願いいたします。

入力周波数をインバータ盤で変更することでユーラスの可変速は可能です。

標準品の塗装色はマンセル　２．５ＰＢ５／２です。
また塗料はポリウレタン塗料です。